インドネシア・スマトラ島南部ランプン州のアンティーク祖霊像仮面(B)
スマトラ島最南端のランプン州の北西の端、ワイカナン県のNegeri Besar郡の村で収集した、推定で180-200年前に作られた祖霊像仮面です。スマトラ島は他の島々、殊にカリマンタン（旧ボルネオ）島などと比べると、仮面文化は余り知られていませんが、ランプン州は実は毎年“仮面祭り”が行われるほどのトペン（仮面）文化を誇っています。その中でも、北西部の山岳地帯は、古くから祖霊信仰のためにマスクを作ってきました。
サイズは、高さが約28.4cm、最大横幅が約17.4cm、厚みが約7cm。重さは約630グラム。ヒモを取り付ける穴が目の左右の端に付いています。目、口、そして鼻腔部分にも貫通した穴が開いています。鼻腔に穴があることはとても珍しく、長時間の使用のためだと想像できます。定期外普通郵便で発送し、送料は当方で負担いたします。経年にも関わらずコンデションは極めて良好です。 インドネシア文化宮は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。
インドネシア文化宮ブログサイト：http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/