1992年のスティングレイ・フレットレスです。

ライン無しフレットレスは、ピノ・パラディーノで有名ですが、

年式は違いますが、まさにドンズバな仕様で、サンバースト＆ローズのフレットレスです。

しかも、この当時のスティングレイはポリ塗装が基本だったと思いますが、

このサンバーストはアルダーボディにラッカー塗装です。

ポリの硬質な塗膜と違い、非常に柔らかくデリケートな塗膜です。

このデリケートでありながら、30年経った今でも大変綺麗な艶を保ち、

手触り、色味、輝き、そして音、すべてが五感に沁みるような個体です。

ネックもこの当時の定番のサテン仕上げではなく、艶やかなオイルフィニッシュです。

しかも、おそらくかなり厳選されたメイプル材を用いてオーダーされたと思われる、

トラ目と鳥眼の二つの木目を合わせ持つ「フレイム・バーズアイ・メイプル」です。

色味もローステッドに近い、かなり濃いめのお色となっています。

手触りはとてもスムーズでサテンよりもしっかりと演奏できるような気がします。

改造というほどのものではありませんが、サイド・ポジションが追加されています。

1・2フレット、10・11、13・14フレットにそれぞれ小さなマークが印されています。

これがあるだけで、かなり弾きやすさがアップしています。

ネックの
フラットワウンドのなんとも言えないいなたい音はもちろんですが、

2EQのコントローラブルな設定で、モダンなアクティブサウンドも可能です。

1ピックアップのスティングレイがよく「万能」と称される所以が指先と耳に伝わります。

各所の仕様は画像からご判断いただけると思います。

スティングレイ専用のハードケースに入れてお送りします。

埼玉から「ヤマト宅急便着払い200サイズ」を予定しております。