（株）賢祥堂美術 オークション
Gallery KENSYODO Auction 
*■ 川上不白（江戸千家） ■ 肉筆 ほうろく画賛（箱書：川上宗雪） ＜221022046＞*



  作品データ

本紙 31.5cm×53cm

軸 117.9cm×55cm


経年による古色が加わっています。
画像にてよくご確認の上、不明な点についてはお問い合わせください。


江戸千家の初代 川上不白の自筆です。
晩年に描かれたものということですが、
歳相応の円熟味と、歳を感じさせない力強さが同居した見事な筆致となっています。



川上不白（1716～1807）


江戸千家流の祖。
紀州新宮藩の藩士川上五郎作の次男。
茶道に志し、1734年（享保19）如心斎千宗左に入門、高弟となる。
大徳寺の大竜和尚に参禅し、宗雪と号す。
不白は隠居後の号。
41年（寛保1）、如心斎が弟又玄斎一灯宗室や大徳寺の大竜・無学和尚らとともに七事式を制定した際、25歳でこれに参画している。
茶湯正派を嗣ぐべき人物とされていたが、
水野家の茶頭となり、50年（寛延3）江戸に下向、いわゆる江戸千家の祖となり、
「天然（如心斎口授）」にあたった。
73年（安永2）家督を宗引に譲り、号を不白と改める。
文化4年10月10日、91歳で没した。
墓は東京・谷中安立寺にある。


※タイトル末尾の数字は管理番号です。


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