卸売 三菱 S-VHSビデオデッキ HV-V6000 (メンテ済動作品)

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商品情報

三菱 S-VHSビデオデッキ HV-V6000 (メンテ済動作品)です。1992年モデル。
●このモデルは、過去にも十数台メンテして出品して来ました。お取引のあった方々は、その節はお世話になりました。おそらくこれが最後の出品になると思いますので、よろしくお願いいたします。   ●三菱のS-VHSデッキは、Vシリーズが最上位のフラッグシップ機です。1992年に発売されたこのHV-V6000がV4桁シリーズの最後のモデルで、AV専門誌HiViで、1993年末のベストバイは、VCR(20万円超)部門で1位でした。バブル期の三菱のS-VHSデッキは、画質に関しては、(多少のノイズは目をつぶって)とにかく解像度優先の画作りでした。それゆえ「カミソリの三菱」という異名をとっていました。しかし、HV-V6000では、3次元フィルターが搭載されるようになって解像度とノイズが高次元で両立されるようになったと思います。また、音質に関しては、ツインサーボメカを搭載する三菱のS-VHSは圧倒的に他社を凌駕していました。とにかく今では考えられない程の物量を投入して、音質にはもの凄く拘った作りになっています。・アルミダイキャストのメカデッキを3点支持のフローティングサスペンションで 支えて本体から切り離しています。・さらに、電源トランスも本体から切り離して、インシュレーターで支えています。・電気回路では、オーディオ回路はビデオ回路と完全に切り離して、 向かって左側にはビデオ信号処理の基板、右側にはオーディオ回路の基板を 配置しています。よって、背面の入出力端子類もビデオ信号とオーディオ信号は 離れた位置に配置されています。※音質は、私見ですが、ダイナミックで解像度が高く、音離れの良い音だと 感じています。S-VHSビデオデッキで、これを超える音質のものは、無いと思います。●出品するにあたり、行った主なメンテナンス項目を以下に記します。・メカデッキ(ツインサーボメカ)の分解清掃。※9番目の写真のように、ほぼ全バラ状態まで分解して、全てのパーツのチェックや清掃を行っています。・信頼性の高い新しい潤滑グリスにて、グリスアップ。・ベルト交換。(オリジナル品よりも高信頼性のものに)・テープセンサー部のクリーニング/確認。・プリント基板の確認、不安な部分の半田手直し。・Heavy Dutyな部分のケミコン数十個をを高信頼性の105℃品に新品交換。 (日本ケミコンKMGシリーズ及びニチコンUPSシリーズ 一部、オーディオ用ケミコン・ミューズ・ファイン・ゴールド)・テープ走行系クリーニング(ガイドポスト,キャプスタン軸,ピンチローラー,テープスタビライザーなど)・ヘッドクリーニング(回転ヘッド及び固定ヘッド)・不要なアナログBS関連の基板の取り外し。アナログ放送が終了している現在では、  アナログBS関連の基板は、「無用の長物」で更には「百害あって一利なし」なので 撤去しました。  ※電源ON時(ビデオテープは入れない状態)の消費電力を実測したところ、  撤去した場合の消費電力は約34W で、撤去しない場合は約42W でした。  約8Wも無駄飯食いです。(2割以上の増加)なのでその分電源にも余裕が出来て  無駄な発熱も抑えられ、信頼性向上、長寿命化になります。 背面パネルの不要な端子類も撤去して、ビニールテープやシールで目張りしています。・CH切換の設定は、すべてのCHをスキップするように設定しました。 ですので、CH切換ボタンは、入力切替として使えます。 ※ただし、1CHのみはスキップ出来ないので、無信号になります。(マイコンの仕様)●各種動作確認。(チェックに使用したテープはS-VHSテープ TDK ST120XP です。)・メカ動作の確認。再生、早送り再生、巻き戻し再生、早送り、巻き戻し などの一通りの動作がきちんと動作している事を確認しました。・電源OFF時(待機状態)のメカの動作確認。このデッキは、電源をOFFにすると、 テープをUNLOADして(回転ヘッドに巻き付けた状態を解除して、テープをカセット内に戻す) 待機状態になります。電源をONにすると、テープを回転ヘッドに巻き付けます。・映像再生の確認(標準モード及び3倍モード)・画質設定の確認。メニュー内のPICTURE SELECT で、STD(スタンダード)--> EDIT -->MEM.1 -->MEM.2--> STD と順次切り替わって 画質も対応する画質になる事を確認。MEM.1/MEM.2では、メニューにて、 SHARPNESS/CHROMA DELAY/TINT(色合い)/COLOR(色の濃さ)/Y-DETAIL/C-DETAIL の画質設定が出来る事の確認。・録音レベル(L/R)/ヘッドホンレベルの各VRが 特に酷いガリ等は無く正常に動作している事を確認しました。・HiFi音声及びNormal音声再生の確認。  「音声モニター」ボタンを押していくと、  HiFi(L/R) --> HiFi(L) -->HiFi(R) --> Normal(モノラル) --> HiFi(L/R)  と順次切り替わることを確認しました。・3倍専用ヘッドの確認。・Fullモード(スクイーズモード)の確認。 (前面パネルの"WIDE ASPECT"インジケーターが点灯します。) 現在では、16:9映像が多いですから、16:9映像を綺麗に撮れる Fullモードは、必須の機能だと思いますので。・自己録再での画質確認(標準モード及び3倍モード)。 ハイビジョン映像をNTSCに変換して、LINE1にS端子で入力して録画する。 再生は、S端子出力を用いて、PCに取り込んで、静止画キャプチャーした 画像が、7枚目の写真です。 上側は標準モードで、下側は3倍モード(3倍専用ヘッド)です。・3次元YC分離回路の動き検出回路の確認。この機種では、3次元YC分離回路のパラメーターは プリセットされたもの(STD,ART,CINEMA)の他にMANUALにて、パラメーター設定をユーザーに 解放しています。その際に必要になる動き検出表示が出来るようになっています。 画面の中で、動いている部分を黒く表示します。 3次元YCでのこういうマニアックな機能は、この機種だけだったと思います。・画質は放送局用ブラウン管モニターで確認しています。(10枚目の写真参照)●ですので、傷や汚れ等はありますのでご了承下さい。外観を気にする方はご遠慮ください。 私見では、割ときれいな部類だと思います。FL表示管の劣化も少ないと思います。 また過去にヘッド交換した記憶があり、その後の使用時間はそんなに多くないです。●出来る限りのメンテナンスは行いましたが、なにぶん30年前の製品ですので、  今後の動作の保証は出来ませんので、ご了承ください。●付属品は、リモコン、映像ケーブル、音声ケーブル、S映像ケーブル、取説、無記名保証書など、元箱も含めて完備してます。ただし、上述のようにアナログ放送関係は撤去していますので、アンテナ関係付属品はあえて含めていません。また、印刷物は、経年による退色、汚れなどありますのでご了承ください。
●発送は、ヤマト運輸おてがる配送を予定しています送料無料です。

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